水のイオン濃度制御

<開発中の製品>
 ○携帯型軟水器
 ○循環水の水質制御装置(耐スケール)

イオンの除去

手軽に『純水』や『軟水』をつくることができます。

液体の中にイオン吸着電極を配置して電気を流すことによって、液体中のイオンを除去します。
本方式は、イオン吸着電極を用いた新しいイオン除去方法です。例えば 水道水を本方式によって処理すると、 水道水の中に入っているイオンを取り除いて純水※を生成することも可能です。

※本方式の場合、正確には脱イオン水と言います。
※イオン以外の不純物除去には濾過フィルタ等が必要となります。

また、硬水を本方式によって処理すると、硬水を軟水にすることも可能です。
もちろん、処理対象は水や水溶液だけではなく有機溶剤への使用も可能で、有機溶媒中に含まれているイオンを除去することも可能です。

イオンの添加

液体に『イオンを添加する』こともできます

本方式は、イオン吸着電極へ吸着させたイオンを液体へ放出することも可能です。
液体中のイオンを除去する(=電極へイオンを吸着させる)動作の反対の動作をさせる、すなわち、 イオンを除去するときと反対の電圧を印加することによって、電極に吸着したイオンを液体中へ放出させることが可能となります。
これによって、液体中のイオン濃度を任意に増加させたり、液体中に存在していない新たなイオンを液体中へ添加させるといった使い方もできます。

『安全』・『簡単』な再生処理

使用時間にともなってイオン除去能力は衰退します。
つまり、使用した分だけ電極にはイオンが吸着していくため、最後は電極にイオンを吸着できる部分がなくなってしまいます。 そのため 適時、再生処理が必要となります。
この再生処理は、従来の純水生成装置などに用いられているイオン交換樹脂を使った方法の場合でも必要となります。

イオン交換樹脂の再生処理は、塩酸や水酸化ナトリウムといった強酸や強アルカリにイオン交換樹脂を浸して反応させることによって行ないます。 純水生成装置などは、装置内を強酸や強アルカリで汚染するのは好ましくないため、イオン交換樹脂を純水生成装置から取り外して、別の機構にて再生処理を実施しなくてはならず、費用や時間がかかるといった課題がありました。
また、強酸や強アルカリの取り扱いが難しいため、一般のご家庭で再生処理をすることは不向きでした。

これに対して本方式では次の利点が挙げられます。

●「簡単」印加する電圧の向きを反転するだけで再生処理することが可能
  ※従来のように装置から取り外す手間も不要です。
●「安全」再生時に強酸や強アルカリなどの劇物は不要



【従来の方式(イオン交換樹脂の場合)】⇒ 再生処理には専門業者に依頼する必要あり




【本方式】ご家庭でも安全に再生処理することが可能



正確なコントロール

本方式は、電圧・電流で動作制御するため、電圧・電流の量や時間をコントロールすることによって、 液体からイオンを取り除く量や、液体へイオンを添加する量をコントロールすることができます。

実施データ(一例)