理科ノート
水のイオン含有量と電気伝導度

理想的な純水、つまりイオンや有機物といった水以外の不純物がまったく入っていない水は、電気を通しません。 水道水は電気を通しますが、これは水道水の中にイオンが含まれているからです。
このイオンは電解質と呼ばれ、電気を通しやすくしています。

水中に電解質であるイオンの含有量が多ければ多いほど(=イオン濃度が高いほど)、電気を通しやすくなります。 つまり『水中のイオン含有量と電気伝導度の間には相関関係がある』といえます。

水の電気伝導度を測定して、水中に含まれているイオン成分の多い/少ないを調べることによって、 水の汚れを評価したりすることもできます(イオン以外の不純物による汚れは計測不可)。

» 電気伝導度とは
電気伝導度とは、水や水溶液、液体の電気抵抗の逆数であり、電流の流れやすさを表す数値です。単位はS/m、または μS/cm (Sはジーメンスと呼ぶ)を使います。
電気伝導度のほか、電気伝導率や導電率といった呼ばれ方もされています。

いろいろな水の電気伝導度

電気伝導度の数値によって、水を分類することがあります。下図に代表例として、純水や水道水と電気伝導度の関係を示します。