理科ノート/水の電気分解Q&A
Q.水素と酸素の比率が2/1にならないのはどうして??(①水温編)

 A.水の電気分解の実験をすると、水素の発生量に対して酸素の発生量が少なくなり、
   水素/酸素の比が理論値の2/1からずれることがあります。

これは酸素が水に溶けやすい性質をもっているためです。


このようなことを回避する方法をいくつか紹介します。

①水温を上げる

・お湯を少し加えて水温を上げる
・汲んだ水道水を室内で放置して水温を上げる

このようにして水温を上げてから実験することにより、酸素が水に溶ける影響を小さくできます。

②実験する前に水に酸素を溶かしておく

実験の本番前にあらかじめ、同じ水で何回か動作させて(=水の電気分解を行なって) 発生した酸素をその水に溶かしておきます。

酸素が水に溶けることができる量は決まっているため(水に対する酸素の溶解度)、 あらかじめ水に酸素を溶かしておくことによって、その水に酸素が溶ける量が減少し、 実験時に酸素が水に溶ける影響を小さくできます。